論点をずらしちゃう人の心理って何なんでしょう?|議論回避行動の理由と対話の現実

こんにちは、コズエです。

最近、お友達とお話ししてて気になることがあるんです。
真面目にお話ししてるのに、急に話題が変わっちゃったり、全然関係ないことを言い出したりする人っていませんか?

「それって論点がずれてない?」って思うんですけど、本人は気づいてないみたいで…。
なんでそうなっちゃうんでしょうね?

論点ずらしでよく見るパターン

お話してて「あ、また始まった」って思うパターン、いくつかありますよね。

「じゃあ、あなたはどうなの?」作戦です。
こちらが何かを指摘すると、急に「でもあなただって〜」って話になっちゃうんです。
確かにそうかもしれないけど、今はそれが問題じゃないですよね?

極端な例を持ち出すのもよく見ます。
「でも、もし〜だったらどうするの?
って、滅多に起こらないような話を持ち出して、元の話をうやむやにしちゃうんです。

感情の話にすり替えちゃうのも多いですね。
「そんなこと言うなんて、ひどいです」
「私の気持ちを考えてください」
って。
気持ちも大切だけど、今は内容について話してたんじゃ…?

人格攻撃もありますよね。
「あなたって、いつもそうですよね」
「性格悪そう」
とか。それって、お話の中身と関係ないですよね?

どうして論点をずらしたくなっちゃうんでしょう?

でも、論点をずらしちゃう人の気持ちも、なんとなく分かるんです。

きっと困っちゃうんですよね。
相手の言ってることが正しそうだけど、素直に「そうですね」って言うのは悔しいし、かといって上手に反論もできない。

そういう時って、どうしても別の話にしたくなっちゃうんだと思います。
元の話だと負けちゃいそうだから、自分が勝てそうな話に変えたくなる。

自分を守りたい気持ちもあるんでしょうね。
間違いを認めるのって、ちょっと恥ずかしいし、プライドも傷つくし。
だから無意識に逃げ道を探しちゃうのかもしれません。

もしかしたら、お話すること自体が苦手な人もいるのかもしれません。
論理的に考えるのって、慣れてないと難しいですもんね。

論点ずらしの本当の意味って何でしょう?

でも、よく考えてみると、論点をずらすって「もう話したくないです」っていうサインなのかもしれませんね。

本当は、
「あなたの言ってることが正しいかもしれないけど、認めたくないです」
「でも上手に反論できないので、違う話にします」
って言ってるのと同じなんじゃないでしょうか。

つまり、もうお話は終わってるんですよね。
相手が論点をずらした時点で、その人は議論から降りちゃったんです。

だから、こっちが真面目にお話を続けようとしても、相手はもう別のゲームをしてるんです。
そりゃあ噛み合わないですよね。

気づくことから始まるのかもしれませんね

論点ずらしって、やってる本人は案外気づいてないのかもしれません。
だって、必死に自分を守ろうとしてるだけですもんね。

でも、自分がやっちゃってることに気づけたら、もしかしたら変えられるのかもしれません。

「あ、今私、話をずらそうとしてる」
「本当は認めたくないだけかも」
って気づけたら、もう少し素直にお話ができるようになるかもしれませんね。

お話って、勝ち負けじゃないと思うんです。
お互いの考えを知って、もしかしたら新しい発見があるかもしれない。
そういうものなんじゃないでしょうか。

でも、そう思えるかどうかは、その人次第ですよね。
私たちにできるのは、自分が論点をずらさないように気をつけることくらいかもしれません。

論点をずらしちゃう人を見ても、
「ああ、この人はもうお話したくないんだな」
って思って、そっとしておくのが一番なのかもしれませんね。